心療内科とは



清水クリニック
診療科目 「心療内科(てんかん治療)」「漢方内科」
166-0003 高円寺南4丁目-29-2
高円寺メディカルプラザ3F
電話 03-6304-9182



心療内科は英語で"psychosomatic medicine"と言います.
文字通りに訳すと,「精神身体医学」「心身療法」などとなります.
つまり,精神的ストレスが身体に影響を与えて生じる症状を治療する分野です.
その症状には,頭痛,腹痛,胃十二指腸潰瘍,慢性胃炎,下痢,過敏性腸症候群,
パニック障害,ヒステリー,不安発作,高血圧,過食,肥満,などなど,ありとあらゆる体の症状が
精神的ストレスから生じる可能性を持っています.
もちろん,これらの症状がすべて精神的原因と言っているわけではありません.
頭痛一つ取っても,偏頭痛,神経痛,筋緊張性頭痛,頭蓋内疾患による頭痛,
蓄膿症になどに起因する頭痛,などいろんな原因があります.しかし,これらの
かなりが,精神的なものが関係しています.
昔から,「病は気から」といわれますが,このことは医学の進歩と共に,より
真実さを高めています.
したがって,心療内科は専門的な検査を施しても身体的原因が見つからないが,
治療に頑強に抵抗して症状が軽減しないあらゆる体の症状を治療する診療科と
いえるでしょう.
私のクリニックでは,


などを主要な治療の対象にしています.

てんかんは精神的ストレスが原因ではありませんが,ストレスが 症状を悪化させますので,
心療内科でも扱います.
特に私の場合,長い間てんかんの治療に携わっていたので,てんかんの薬物療法
このクリニックの目玉とも言えます.
また,パニック障害はしばしばてんかん発作と誤診されることがあります.
しかし,パニック障害に抗てんかん薬を投与すると,症状はかえって悪化します.
パニック障害を正しく診断し,適切な治療を行うことも,心療内科の重要な役割です.
的確な治療が行われれば,比較的短期間に改善しますが,診断や治療を誤ると
何年でも症状が継続し,次第に悪化していきますので,早期に適切な治療が必要です.


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